3 彫刻家としての活躍

 

海外留学から帰ってきてから発表された荻原碌山の「文覚」「北条虎吉」に感動。新進作家としての出発 「荒川嶽」(1911年)の制作。

明治44年、甲州から北岳、間ノ岳、塩見岳を経て荒川岳、赤石岳など南アルプスの山々を登りました。東京美術学校時代この山から受けた感動を表現してみたいと考えました。岩に両手をつき、こちらを見ている女の全身像。この作品は、第5回文展に出品して特選になりました。今は頭部だけになり、「能楽の山姥のようだ」と評価された作品が石井鶴三美術資料室に展示されています。

tyoukoku1

荒川嶽

tyoukoku2少女坐像

tyoukoku3信濃男坐像

tyoukoku4藤村先生像

 

当美術資料室に展示されている作品。

  • 「風」「雷 試作」 「藤村先生像」「相撲(三)」「相撲(五)」「裸女」「噴水盤試作」「踊り」「船弁慶」
  • 46回にも及んだ上田彫塑研究会で講習生と一緒に制作した「信濃男坐像」「老婦袒裼」「シュミーズの女」「少女坐像」他多数。