2 「雷 試作」

ikazuti1山の上に手を上下に踏ん張って稲光と共に立つブロンズ像「雷 試作」(1957年(昭和32年)作)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「風」は、一団の雲を両手にかかげ山を越えてくる男の幻影です。

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rajokeiryu

鶴三は、山をテーマにした作品を多く残しています。山を、特に信州の山を愛した芸術家です。時間があれば山を訪れ登りました。

二十歳の時、山本鼎(上田城址公園内に記念館がある)に誘われて浅間山に登りました。夜道を歩き明け方頂上に着くと、遥か西雲海の上に雪を頂き屏風のように連なった山々が見えました。その朝日に輝く山々の美しさや気高さに強く心を打たれました。そして、あの山々にぜひ登ってみたいと思うようになったのです。

それから多くの山々に登りました。そして、山の中でいろいろな幻影を見るようになりました。美しい女の人が裸で水浴びしている姿、腕組みをしている森の男など。