1 石井鶴三美術資料室

 

大正13年、石井鶴三は、長野県上田市で彫塑講習会の講師としてやってきました。この講習会は大正15年から正科となる「手工教育」のため教師たちの講習として小県上田教育会が開いたものでした。それ以来昭和45年まで毎夏講師として指導に当たりました。この半世紀の間に培われた精神的な絆が、石井鶴三美術館の開設の原動力になりました。

昭和60年、小県上田教育会は、創立100周年にあたり、何としても石井鶴三美術館を建てたいと願い、上田市の旧図書館を生かして、美術館を開設させました。

しかし、平成20年、建物の耐震性など様々な問題が生じて、美術館の利用を継続することができなくなり、小県上田教育会会館に移設し、美術資料室と改名しました。